宅建の試験まで1週間をきったときの勉強を今回は紹介をします。
宅建の試験に1週間で合格をすることは難しいとは言われますが、1週間の勉強で合格をした弊社代表の勉強方法を今回は解説をさせていただきます。
目次
1週間の勉強で合格をした方法
- 1日の勉強時間は4時間
- LECの厳選過去問を読む
- 問題文と回答のキーワードに線を引く
- 問題を5週ほど解く
- 民法は捨てる
1週間の勉強で宅建の試験を合格した方法の流れは上記の方法となります。
1日の勉強時間は4時間
本来宅建の試験に合格をするためには、3ヶ月以上の期間300時間の勉強時間が必要と言われていますがこの勉強法は合計勉強時間が30時間で期間もたった1週間です。本当にこの勉強で合格することができる人がいるのかと疑問に思う方もいますが、実際クルー株式会社の代表の方はこの方法で合格をしています。
LECの厳選過去問を読む
使ったテキストは3冊となりLECの出る順の過去問の合格テキストを3冊活用して1週間の勉強(1日4時間程度)で合格をしています。最初にやったこととして、問題文と回答を読む作業を行ったとのことです。
過去問ではなく厳選した過去問のというのがポイントとなり過去問の問題は特に解いていません
過去問をやらなかった理由としては、過去問は悪問もあることから時間効率が悪いということで出る問題を中心に勉強をします。
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問題文と回答のキーワードに線を引く
問題の文章と回答を読みながら行った作業として問題文を読みながら答えを確認し、問題文章と回答のキーワードを紐付けを行います。
紐付けを行う理由として、問題文を読んだ瞬間にその回答がすぐにわかるキーワードを暗記していきます。
試験本番ではそのキーワードが光ってみえたとのこと、、
問題を5週ほど解く
1週間という短い期間ではありますが、問題週は5週ほど解いて、本番の試験に望みました。
問題を繰り返すことで記憶を定着させることを狙います。
民法は捨てる
膨大な範囲のある民放の科目をどうしたのかと聞いたところ、時間工数に対して効率が悪いことから民法は捨てて最低限程度しかやらずに試験合格をしました。
関連記事:宅建|民法を解説!問題の勉強方法からテキストの使い方まで解説
宅建の試験内容(問題数)と範囲・科目と試験時間について解説:権利関係(民法)
1週間の勉強で合格するために
上記の流れで1週間で合格をしたクルー株式会社の代表でありますが
アドバンテージとして、大学では法律系のことを学んでいたことや仕事も不動産業であったということのアドバンテージがあり、難関大学の試験もうけた経験があることから試験勉強のやり方というものをある程度把握していたことも1週間で合格ができたことが考えれれます。
まったくゼロ知識の人も理解力の高い人や記憶力が高い方なら不可能ではないと言っているため1週間チャレンジをしてみようと思う人は是非一度試してみてください。
1週間前の勉強について
次に数ヶ月前から勉強を始めていて、残り1週間はどんな勉強をするべきなのかについて紹介を行います。
おそらく、すでに勉強を始めている人のほうが多いと思いますので、下記の内容も参考にしてみてください。
- 弱点項目の見直し
- 法令・税金・統計の暗記項目の見直し
- 権利関係の見直し
- 重要法改正点の見直し
- 宅建業法3大書面の確認
弱点項目の見直し
弱点項目の見直しの方法として、今まで過去問で解いた問題で間違えた箇所や苦手意識のある科目の問題を中心に解きます。得意な科目や点数がとれるものについては一旦やらなずに自分の弱点となる科目を教科しましょう。
法令・税金・統計の暗記項目の見直し
宅建の問題には暗記しなければ解くことが難しいものもあります。
覚えきれていなかったり、苦手としている法令や税金、統計の項目の暗記の見直しを行いましょう。
権利関係の見直し
権利関係はすべてを見直すのは難しいため、以下の項目を有線的に見直しましょう。
- 意思表示(錯誤・詐欺)
- 時効(消滅時効・完成猶予・更新)
- 契約不適合責任(期間制限)
- 賃貸借(改正点)
- 相続(遺贈・遺留分)
- 借地借家法(定期もの)
- 区分所有法(集会関係・決議要件)
この辺りを中心にさらっと見直しておきましゅう。
重要法改正点の見直し
法改正の内容は問題としてでやすい傾向にあるため、宅建業法・建基法の改正に注意をするようにしましょう。
模試等を活用して見直すというのも手段の一つです。
宅建業法3大書面の確認
本番のテストで、6,7問は出題される傾向がある問題となり過去問を解いて復習をしておきましょう。
37条は暗記がしにくい箇所でもあるので、よく確認もしておくのがおすすめです。
まとめ
今回は宅建を1週間の勉強することで合格することが可能なのかどうかについて紹介させていただきました。
結論としては不可能ではありませんが、ある程度の理解力と勉強する能力、記憶しやすい勉強方法などを把握しているということが重要な要素になります。
今まで勉強してきた方は見直しや弱点の克服に注力して残りの1週間をがんばっていきましょう。