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宅建|1ヶ月で合格する現実性と1ヶ月前の勉強について解説

宅建を1か月で合格

宅建の本番の試験まで残り1ヶ月になってどんな勉強をするべきなのか、少し悩んでいるという方向けに今回の記事では紹介をします。
また1ヶ月だけの勉強で合格をすることができるのかという疑問についてもお答えします。

1ヶ月で合格する方法

宅建の試験を1ヶ月の勉強だけで合格するためにはとにかく過去問だけを解くことです。
本来なら宅建の勉強時間は300時間程度は必要といわれている難関資格となり1ヶ月で合格するのは現実的には難しいです。
ある程度宅建業の知識や民法の予備知識がある方なら合格も可能かもしれませんが、全く何も知識がない、問題文の意味さえわからないとなると合格するのは不可能に近いです。(無理とはいいません)

1ヶ月で合格した勉強方法

1ヶ月で合格した方の勉強方法について紹介をします。

  • 過去問を読む
  • 過去10年の頻出項目を洗いだす
  • 友達付き合い・SNSをやめる
  • 自分の部屋・トイレに暗記文を貼る

過去問を読む

問題を読む、そして答えを見るという作業を繰り返し、移動時間は携帯アプリを活用して○×問題を行う。
自宅で朗読をして移動時間を活用することで過去問を解き続けます。
わからない問題があったら参考書のテキストを活用して意味を調べます。
どうしても分からない問題や分野があればユーチューブや講師の動画解説を見て意味を理解します。

過去10年の頻出項目を洗いだす

過去問や参考書にどの問題がよく出題されるのか記載がされているので、その問題を重点的に解きます。
例えば法令上の制限や税金、権利関係は数年に1回くらいしかでないものがあります。
そのため頻出項目ではない問題は軽く目を通す程度にします。
人によっては登録免除税や印紙税の勉強を重点的におこなったのに、本番の試験でまったくでなかったなんてこともあるので、極力無駄を排除した勉強方法です。
確実に出る問題は絶対に落とさないようにして、不確定な問題はあまりつっこまないという考えです。

友達付き合い・SNSをやめる

たった1ヶ月で合格するには友達との付き合いやSNSなどスマホを使うことを辞めます。
すべて勉強時間に費やします。SNSをやることでモチベを保つということもできますが今回のケースはたった一ヶ月で合格をするためです。
他の人のがんばりなどは全て排除して自分自信と戦い続けます。

自分の部屋・トイレに暗記文を貼る

いついかなる時も宅建の問題を暗記できるように
自分の生活空間を宅建の試験問題にチェンジしましょう。
たった1ヶ月なので、それくらいはやる覚悟で行いましょう。
絶対必須出題ランクの分野で覚えにくいものを語呂で書いて覚えたり、絵で書いて覚えるようにしましょう。
絵のほうが記憶にリンクしやすいので暗記方法の一つとして有効な手段です。
ひっかかりやすい数字の問題も「〇〇は30日以内など」どっちだっけな、、記憶を呼び起こすために必要なのでしっかり書いておきましょう。
また書くことで記憶にも定着しやすくなるのがポイントです。ただし時間は限られているので必要最低限にしてください。



宅建試験1ヶ月前の勉強について

本番の試験まで残り1ヶ月になったら税法から法令上の制限を中心に学び始めましょう。
法令上の制限の問題数は他の科目に比べると問題数も少ない8問になりますが、それでも点数として外すことはできない科目です。これまでの勉強では宅建業法や権利関係などの分野をやっていたという方が多いと思いますがこの8点を獲得するために知識として蓄えていくのがおすすめです。
その後はひたすら過去問を解き続けて間違えてしまった問題など自分の弱点の問題を中心に問題を解いてきましょう。
順番として
過去問を解く⇨弱点を理解する⇨解説を読んで理解する⇨問題を解く
この繰り返しです。民法など全て覚えようとすると時間の沼にハマって効率悪いので問題を反復しましょう。

関連記事:法令上の制限の学習方法
不動産の評価の学習法
権利関係(民法等)の学習法

1ヶ月前までにやっておくこと

  • 宅建業法
  • 模試を試しておく
  • 過去問をやっておく
  • 休みを事前に取得しとく

宅建業法

1ヶ月前までに必ずやっておきたいこととして、宅建業法の問題を満点で解けるくらいのレベル感になっておくのがおすすめです。
宅建業法の配点は20点と多い分野となり、この科目で点数がとれないと話しになりません。
また不動産業界に従事する方なら、5点免除されるため、権利と法令税で得点をすることができればグっと合格に近づきます。
そのため1ヶ月まえまではひたすら宅建業法を中心に過去問をといていきましょう。

関連記事:宅建業法|宅建資格の試験問題で一番重要な科目!勉強方法と一緒に解説

模試を試しておく

直前に模試をやるのも王道の手段ではありますが
模試は出題してくれる出版社によって特徴やクセがあります。
模試を直前にやるとヤマがはずれたときに大きな痛手になる可能性があるので、残り一ヶ月の期間は過去問を中心に解いていくのがおすすめです。
模試にもいろんな出版社やサイトから模試を試すことができるので、時間にゆとりがあるという人は腕試しに一度やってみましょう。

関連記事:宅建の模試試験を無料で受ける方法、ダウンロードする方法まとめ

過去問をやっておく

過去問は必ず1ヶ月前までにやっておくようにしましょう。
可能なら過去10年分くらいやっておき、どの科目で点数がとれないか等自分の弱点部分を書き出しておきましょう。
そしてその得点が取れていない科目を重点的に残り1ヶ月で克服していきます。

休みを事前に取得しとく

最後の期間になると追い詰められてきた感覚から集中して勉強を始めるという方も多いはずなので1ヶ月まえに試験の前日に仕事があったりすると、せっかく集中して勉強できる準備がある状態が無駄になってしまいます。
人によっては本番試験の1週間ほど有給をとるというかたもいます。
ただ事前に焦って勉強をするよりある程度スケジュールを組んで計画的に勉強をするように心がけることが大切です。

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