資格の中にはまったく資格をとってもあまり役にたつことがない資格を解説を行います。
通常資格の取得は趣味を目的として取るという方と就職やキャリアアップを目的として資格を取得する人が多くいます。
その中でも少しでも就職率をあげたいという思いから資格の取得をしようとしている人にとって、まるで役に立つことのない資格だったら時間が無駄になってしまうので
今回は就活や仕事に役に立つかどうかを基準にして取らない方がいい資格を紹介させていただきます。
役に立たない資格
今回おすすめしない資格は就職の履歴書をみてもあまり魅力的にうつることがない資格を中心に紹介を行います。これらは主観として紹介をしていくのであくまで参考程度にしてみていってください。
- 医療事務・調剤薬局事務
- 競売不動産取扱主任者
- 秘書検定
- 介護事務
- キャリアコンサルタント
- MOS
- FP3級
- 臨床心理士
医療事務・調剤薬局事務
大手の資格ではおすすめの資格としてよく紹介がされている資格となり
人気の資格の一つでもありますが、あまりおすすめすることができない資格の一つです。
特にCM等を活用して芸能人からアイドルが資格挑戦をしてアピールをしたことで知名度もそこそこあります。
役に立たない理由
これはこの資格がなくても問題なく仕事をすることができるという点にあります。
要は病院や調剤薬局で事務をしたいなら、この資格を取得するより履歴書や面接を受けた方がいいです。
そして医療事務や調剤薬局事務は非正規雇用の求人がほとんどになるため
金銭面の安定や収入のUPを目的とするなら、取得するべきではない資格になります。
競売不動産取扱主任者
競売不動産取扱主任者の資格は、競売不動産に関して一般の人に競売に関するアドバイスやサポートをすることを目的とした資格です。
例えば住宅ローンで戸立てを購入したけど月の支払いをすることが難しくなり、お金を貸していていた銀行の申請により裁判所が売却する不動産が競売不動産です。
現在新型感染症の影響により給料が減った人や失業した人が増えて競売不動産が多くなっています。
そしてこれらの競売不動産を購入したいという人にアドバイスや代行をしてくれます。
そして不動産系の資格のため難易度としてはそこそこあり勉強時間は100時間以上は必要です。(宅建よりは簡単です)
名前だけ見ると立派な資格に見えますが注意する点があります。
役に立たない理由
この資格をもっていても、重宝されることはなく独占業務もなく、ただの民間資格になります。
この資格を取ろうか悩んでいる人は不動産関連の業務をやっている人になると思いますが
まず取るべき資格としては国家資格の宅建の資格を取るべきです。
宅建を持っている人は、賃貸不動産経営管理士・不動産鑑定士・建築士・マンション管理士・管理業務主任者
これらの不動産系の資格をとるのがオススメです。
賃貸不動産経営管理士は宅建より難易度も低いため持っていない方はこの資格の勉強をするといいでしょう。
この 賃貸不動産経営管理士は民間資格から国家資格にもなっていて200戸以上取り扱う営業所は業務管理者が必須になったという背景もあります。難易度も競売不動産取扱主任者より簡単なので絶対にこっちを取得してください。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは暮らしやすい住宅をデザインしお客様に暮らしやすい快適な暮らしを提供する資格になります
例としてはカーテンの変更や家具を変更して提供をすることができる知識を身につける資格です。
そしてこのインテリアコーディネーターの勉強時間は250時間ほど必要でFP2級と難易度としては同じくらいです。
役に立たない理由
インテリアコーディネーターの就職先は建築系の企業や住宅メーカーなどの会社になりますが、別にこの資格がなくても就職をすることができのと、なによりインテリアコーディネーターを目指すというなら建築士を目指した方が絶対にいいです。
建築士は国家資格となり、インテリアコーディネーター民間資格となりだいぶ差があります。
秘書検定
秘書になるための資格のようにも見えますが
内容としては会社での電話対応や冠婚葬祭でのマナー、ビジネス文章についてなど
社会人としてのマナーから一般常識から人間力的な面を育む資格になる、、、とのことです
役に立たない理由
勉強時間に対して、意味がほとんどない資格なのが理由です。
この資格をもっていれば履歴書にも書くことができ、マナーがある人間として見られるかもしれませんが
実際は面接の時に実際にあった印象のほうが大切だったりします。
要は実際にあってみた方がその人の雰囲気から印象はよくわかるし、面接を行っている最中にマナーや常識がある人間とは判断されればそれだけで充分です。
例えば秘書検定の資格をもっていて面接の印象が悪ければ落とされるし、秘書検定をもっていなくても印象がよければ合格します
そして秘書検定は1級になると100時間程度の勉強時間が必要になり、こんなに勉強をするなら他の資格を取得するほうが有意義です。
マナーがまったく身についていない人には役に立つ資格なのかもしれませんが、コンビニなどで売っているマナー本や漫画で充分に知識としてたくわえることができるます。
介護事務
介護事務の資格は2000年から介護保険が始まり、介護施設で介護報酬の計算が必要になったことから介護事務が必要になりできた資格になります。
介護施設はたくさんあるので、就職先としてはたくさんあってメリットが多くあるように見えるのですが注意が必要です。
役に立たない理由
介護事務をおすすめしない理由として、この資格を取得する人は事務の仕事をやりたいから介護事務の資格をとった方が多くいます。
ですが現実は事務以外にも介護の仕事もやらされる可能性が非常に大きいです。
求人をみてわかると思いますが、介護事務専門の求人なんてものはほとんどありません
介護をやりたくない、事務だけをやりたいというマインドの人にはおすすめができない資格の一つです。
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルとは学生や就活をしている人、在職している人をたいしょうに職業の選択や能力に関する相談助言をおこなうことができる資格になります。
就職センターとかで就職の相談をしてくれる人がキャリアコンサルタントです。
そしてこのキャリアコンサルタントは国家資格になります。
国家資格なので非常に強い資格のようにみえますが欠点があります。
役に立たない理由
キャリアコンサルタントが役に立たな理由は、就職先がないということです。
キャリアコンサルタントの働き先は、ハローワーク・大学・人材派遣会社・NPO法人・など多くのところで働くことができるように見えますが求人数が限られているのも特徴の一つです。
そのためがんばってキャリアコンサルタントの資格を取得してもなかなか働き口が見つからないというケースもあります。
たとえ求人があっても非正規雇用の求人が多く、勉強時間も150時間とわりにあわない可能性があるので注意しましょう。
MOS
MOSはマイクロオフィススペシャリストが正式名称になり、会社等でよく使うことになるエクセルやワード、パワーポイントを使うことができるという証明の資格になります。
パソコンスキルをもっているという証明となる資格のため有用な資格にもみえるのですが欠点があります。
役に立たない理由
スキルとしてたいしたことがない
これが役に立たないといわれる理由になります。最近の方ならこの資格をもっていなくてもMOSのスキル以上をもっている人は学生でも多くいて、MOSがもっていればすごいと思われることはほとんどありません。
またエクセル関数やパワーポイントの使い方なども検索して調べればすぐにわかるので、そこまで知識として必要じゃないというのもあります。
ただしIT系じゃなくまったくパソコンが使うことができない人しかいない職場なら重宝される可能性があるのと、エクセル等最低限まなんで起きたいという人は少し理解する上で役にたちます。
FP3級
FPはお金に関係する様々な知識をえることができる資格になります。
例えば私生活で発生するお金の知識、生命保険や損害保険などの保険の知識、貯金や株、投資などの金融に関する知識、税金の知識、賃貸や建築の譲渡などの不動産の知識、遺産相続や贈与に関する知識など多種多少なお金の知識を身につける資格です。
これだけ見ると非常に役に立つ資格で、人気の資格ランキングでも上位に入っている資格です。
勉強時間も30時間程度で気軽にとることができる資格としても人気のある一つの理由です
役に立たない理由
知識としては非常に役に立つ資格にはなるのですが、役に立たない理由はFP3級の試験が簡単すぎることにあります。そのためFP3級の資格をもっていたところで就活ではプラスに評価されることがほとんどありません。
誰でも簡単にとれてしまうので、面接でも受けが悪いです。
知識としてなら非常に役にたちますが、就活や仕事のキャリアアップの目的ならFP2級までとっておくことがおすすめです。
臨床心理士
臨床心理士絵は精神カウンセラーで活躍することができる場所として
学校のカウンセラーや児童福祉施設、少年院、心療内科など人の精神に関わるところで働くことができます。
今の時代ストレス社会になっているためこのような仕事の需要がありますが、役に立たない理由もあります。
役に立たない理由
役に立たない理由としては、給料が低いわりにこの資格を取得するのがものすごく大変ということにあります。
もちろん人の心のケアをしたいという強い思いがあるなら、絶対に役にたつ資格ではありますが、対してその気持がない人がとる資格としては非常に大変な資格です。そして給料が低いです。。。
この資格をとるには協会が認可した指定の大学院で勉強をする必要があり、大学院によっては実務経験も必要だったりします。
これだけがんばっても年収は400万円にも満たない形となります。そしてこの資格は取得しても登録するのに5万円を支払って登録をして、維持するために更新するための検査や研修、研究が義務付けられています。
個人情報保護士
個人情報保護士とは個人情報の取り扱いを管理・監督するための知識を身につけることができる資格です。
個人情報問題は大きな問題
役に立たない理由
会社で個人情報についての説明を受けた方があると思いますが、それ程度の簡単な内容で勉強時間も10時間もいらないような資格です。
そのため誰でも簡単にとれてしまう資格のため取得しても就活にまったく意味がありません。
まとめ
今回は就職であまり役にたたない資格を紹介させていただきました。
就職率を高めるためには役に立つ資格を取得するようにしてくださいね。