宅建の資格と一緒に持っておくことで就職や独立にも有利になりやすい資格を紹介します。
宅建の資格をもっているだけでも大きく評価はされますが、その他にも関係性の高い資格をもつことで会社内の評価が上がりやすくなったり、資格をもっていないとできない仕事があったりなど、仕事の範囲を広げることができるので、是非参考にしてください。
関連記事:宅建の合格率|難易度と過去の合格点のライン、宅建が難しいという声について解説
目次
宅建と一緒に持っておくと良い資格
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 管理業務主任者
- マンション管理士
- 不動産鑑定士
- 司法書士
- 行政書士
- 測量士補
- 土地家屋調査士
- 賃貸不動産経営管理士
- 中小企業診断士
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナー(FP)と宅建の資格は一緒にもっておくと、便利なことが多くなります。
ファイナンシャルプランナーの資格はお客様に対して資金計画などアドバイスを行うことができる知識をえることができる資格となり、ファイナンシャルプランナーの資格を受ける前に宅建の勉強をしておくことでFPの試験科目と重複する部分があるため、勉強の効率化を図ることができます。
また不動産売買をしていく上でお客様は大金を支払うことになるためその際に資金計画についてしっかり話すことができればそれだけでお客様に信頼性をもたすことができるでしょう。
そのため不動産売買、不動産投資のサポートの面を厚くするためにこの資格があると非常にやくに立ちます。
合格率も3級の場合70%以上と取得はしやすい資格なのが特徴となります。
管理業務主任者
不動産の業務と関わりの深い管理業務主任者も宅建の資格との相性が非常に良い資格です。
マンション管理士の資格と似ている資格にはなりますが。マンション管理士は管理組合の立場として仕事を行いますが。管理業務主任者はマンション管理会社の立場としての仕事になります。
宅建士の仕事としてマンション売買の説明事項を行った後に管理業務主任者としてマンションの管理対応を行う等行うことができ業務範囲が広尾区なるのが特徴です。
マンション管理士
不動産業界の有名な資格の一つであるマンション管理士の資格はマンションを管理するエキスパートという意味をもつ資格になります。管理組合の立場から業務を行う形となり住民トラブルの交渉や管理規約等の素案の作成などを行います。
マンションの販売等をする際に宅建の資格と合わせもつことで業務に幅をもたせることができるのが特徴となり、マンション管理士の70%以上(マンション管理士の業務についてのアンケート調査)の方が宅建の資格を保持しているという資格です。
不動産鑑定士
不動産鑑定士の資格は不動産の価値を評価をする業務となり、不動産を鑑定することができるため不動産の販売の適正価格等をアドバイスすることができるため宅建のしごとと関わりが深くなります。
より専門的な資格となり資格をするための難易度は非常に高いため、準備期間としても2年以上かけて受験に挑む人もいるほどです。
試験内容も民法があり、宅建の勉強をすることで勉強がしやすくなります。
関連記事:不動産鑑定士の難易度|合格率と必要な勉強時間を解説
司法書士
司法書士の試験では宅建試験の範囲でもある民放から不動産取引法等の範囲が重複しているため勉強がしやすいという特徴があります。
不動産取引をするためには権利の移転をする関係から司法書士との関わりは非常に深いため宅建の資格と司法書士の資格を持っていることは非常に有効です。
行政書士
行政士の試験にも民法の科目があり宅建の試験と重複する部分があります。
不動産取引の際に農地法の届け出など行政に許可をとる必要があったりするため、行政書士の資格を取得すれば行政手続きも対応することができます。外注に頼らなくて済むので費用もかからなくなるというメリットがあります。
行政書士と宅建をもって独立をするということもできるので是非検討をしてほしい資格の一つになります。
行政書士は離婚や男女トラブルなどのトラブルの解決サポートから内容証明・示談書・公正証書などの文書作成と手続き代行などを行います。
これらのことについて詳しく知りたい、相談もしてみたいという方は行政書士 東京中央法務オフィスに相談をしてみましょう。
測量士補
測量士補の資格は工事現場などの測量のエキスパートとしての資格になります。
この知識をもつことで不動産業務の中の現地調査等の業務に役にたちます。
宅建士は現地調査を行い不動産の面積等も調べたりすることがあるので、そのときに測量士補の資格があると有利に働くでしょう。
土地家屋調査士
表題登記のエキスパートとして不動産の面積など陶器申請を行う仕事をする資格となり宅建士との相性がいい資格になります。
登記申請を土地家屋調査士として行い、その登記した不動産を宅建士として販売するという業務を一人で対応をすることができます。
賃貸不動産経営管理士
賃貸住宅の管理に特化した専門の資格となります。アパ^トやマンション等の賃貸住宅を管理するための知識や技能をもっていることを証明する資格となり、知識を増やすという意味で宅建との相性のいい資格になります。
難易度もそこまで高くはないため取得はしやすい資格です。
中小企業診断士
宅建との関連性があまりなさそうに見えますが、中小企業診断士の試験範囲にも民法の科目があるため勉強時間の圧縮をすることができるという点と、不動産業は中小企業の経営者と関わりをもつことが多くあるため中小企業診断士の能力が役に立つことが多くあり、おすすめの資格の一つです。
独立と就職に役に立つ資格
独立をするという面で見ると行政書士や司法書士など、その資格をもっていることしかできない資格を取得することがおすすめです。
独立のときはなるべくコストをかけないようになるべく全て自分ひとりで業務を行えるレベルにまでしておくようにしておきましょう。
また不動産鑑定士の資格ももっていると、不動産業の業務の幅を広げることもできコンサルタントとしても充分な活躍をすることができるでしょう。
ただ一つ問題とするのは、これらの資格は最難関資格といわれるものになり、手軽に合格できるというものではないため今の自分にはどの資格が一番必要になるのかよく考えた上で資格取得のスケジュールを確定させてください。
関連記事:不動産で独立・開業する流れ|年収と不動産屋になるための資格、自宅開業する方法について解説
まとめ
今回は宅建の資格と一緒に持っていると役に立つおすすめの資格を紹介しました。
宅建の資格以外にも何か資格をとりたいと考えている人は是非参考にしてください。